地震、航空機事故の被災者とご家族の皆様へ

今日は1月3日(水)。本来ならば新年のご挨拶から始めるべきころです。でも、今年はいつもとは違う新年の幕開けとなってしまいました。

1日の能登半島地震、また2日の羽田空港での航空機衝突事故が相次いで起きてしまいました。まずは、地震の被災者の皆様と亡くなられた方々のご遺族に、心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。

さらに、2日に羽田空港で起きてしまった航空機事故では、地震の被災地に物資を運ぼうとしていた海保の飛行機に搭乗しておられた6人の隊員のうち5人の方々が亡くなられたとのことで、本当に胸が痛みます。ご遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げます。

さて、既に番組でもお伝えしているとおり、私は今、年に一度の長めの休暇をいただいておりまして、元旦から流れております番組は昨年の暮れに収録したものです。そんなわけで、何事もなかったように新年のご挨拶を述べておりますが、ご理解のほど何卒よろしくお願い致します。

ところで、この度の航空機事故では、JALの乗務員が危機的な状況下においても極めて適切な避難誘導をされました。乗客たちもまた、乗務員の指示に従って、冷静な避難行動をとられました。海外のメディアでは、日本人がこんな最悪の状況下でも、誰ひとり自己中心な行動をとることなく、乗務員の誘導に従って整然と脱出用シューターから次々に外へ出て行き、短時間で全員が無事避難することが出来たことに対し、賞賛の声があがっています。私も映像でその様子を見て、本当に日本人は素晴らしいと感動させられました。

2024年は、このように2つの悲しい出来事でスタートしてしまいましたが、これから一年、明るく前向きに過ごしていけるように頑張りましょう!

金子耕弐

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